クタっと倒れたお耳がとってもキュートなスコティッシュフォールド。
その見た目にメロメロになる人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな人気絶大な猫、スコティッシュフォールドについて紹介しようと思います。
スコティッシュフォールドとは
スコティッシュフォールドはスコットランドが原産の猫であり、「スコ」という愛称で親しまれています。
アニコム損害保険株式会社が発表している「猫の人気品種ランキング」では毎年1位となるほど人気のある品種です。
その人気の秘訣は、やはりその垂れた耳。
名前の由来ともなっている「フォールド」とは「折れる」の意味を持っています。
ただし、耳の病気にかかりやすいので注意しましょう。
スコティッシュフォールドの寿命
2017年12月にアニコムグループが発表した「家庭どうぶつ白書2017」によると、スコティッシュフォールドの平均寿命は13.4歳との事です。
一般的な猫の平均寿命が10年〜16年と言われているので、猫の中でも平均的な寿命だと言えます。
折れた耳が特徴的なスコティッシュフォールドは、遺伝性骨形成異常症という病気にかかりやすくなっています。
成長期に発症するケースが多いですが、成猫になってから発症するケースも珍しくありません。
定期的に検診を受けておきましょう。
スコティッシュフォールドの性格
スコティッシュフォールドはのんびり、おっとりした性格であり、あまり感情を表に出しません。
そのため、他の品種と比べるとしつけしやすいと言われています。
ただしかなりの甘えん坊で、留守が長引いたり、飼い主に構ってもらえないとストレスを感じてしまいます。
たくさん遊んであげましょう。
お耳のお手入れが大事!
スコティッシュフォールドは耳が折れている分、他の猫に比べると耳の中が汚れやすい傾向にあります。
少なくとも1週間に1回は耳のお掃除をしてあげる必要があります。
耳のお掃除に使う道具は以下の通りです。
- 綿棒
- コットン
- イヤークリーナー
コットンにイヤークリーナーを含ませ、耳の入り口を優しく拭いてあげます。
奥までやる必要はありません。
ここで無理やり掃除するのはNGです。
デリケートな部分なので、細心の注意を払って優しくケアしてあげましょう。
複雑になっている部分は綿棒で優しく取り除いてあげます。
耳掃除を嫌いにならないように、ケアが終わった後はご褒美におやつなどを与えるといいでしょう。
スコティッシュフォールドの被毛のケア
短毛タイプが人気ですが、実はスコティッシュフォールドの被毛は長毛タイプと短毛タイプの2種類に分かれています。
長毛タイプのスコは、短毛タイプに比べて被毛のお手入れに手が掛かります。
定期的にケアしてあげないと絡まって毛玉になってしまったり、異臭を発したりしてしまいます。
また、ブラッシングだけでは汚れは落ちないので月に2回ほどシャンプーしてあげる事をオススメします。
この時人間用のシャンプーを使ってはいけません。
きちんと猫用のシャンプーを使ってあげましょう。
お風呂嫌い、水嫌いの猫ちゃんにオススメのシャンプーはこちらです。
泡状で出てくるシャンプーですが、なんと水で洗い流す必要がありません。
拭き取るだけで十分なので、水嫌いで困っている猫ちゃんにオススメです。
まとめ
- 垂れた耳が特徴的な猫
- 性格は穏やかでのんびり
- 耳の病気にかかりやすい
スコティッシュフォールドについて少しは理解できたでしょうか?
当サイトでは他にも猫や犬をはじめとしたペットに関する情報を発信しています。
良ければ他の記事も覗いてみてくださいね。
コメント